埼玉県のお土産といえば?定番から注目商品までベストバイ4選!

埼玉県のお土産といえば?定番から注目商品までベストバイ4選!

埼玉県を訪れたからには、埼玉ならではのお土産を買って帰りたい。埼玉県から別の地域に行くので、地元ならではのお土産を持っていきたい。せっかく埼玉県に来てくれたので、埼玉ならではのお土産をお渡ししたい。そうお考えの方も多いのではないでしょうか。本記事では、定番商品から注目商品まで、埼玉県ならではのお土産を筆者の独断と偏見に基づいてご紹介いたします。最後まで読めば、埼玉県のお土産に困らなくなること間違いなし!?

 

[目次]

 

埼玉県のお土産を探すときのお悩みとは?

埼玉県のお土産を探すときのお悩みとは?

埼玉県のお土産を探すときのよくあるお悩みは、埼玉県自体が意外と広く、横の移動が不便なため、埼玉県全体としてのお土産がパッと思いつかない、というものです。

実際埼玉県は、池袋・西武新宿から秩父・川越方面に走る西武沿線、同じく池袋から寄居方面に伸びる東武東上線沿線、浦和・大宮などさいたま市周辺、熊谷・行田など県北部、越谷・春日部など東武スカイツリーラインやアーバンパークラインの走る県東部などに別れており、例えば県東部から秩父地域に向かう際などは都内に出るよりもかなりの時間がかかるのが現実です。

このような交通事情もあり、埼玉県ではそれぞれの地域で独自のお土産が産み出されてきました。

ここからは、埼玉県内のそれぞれの地域に根ざす代表的なお土産を、定番商品から注目商品まで4つ厳選してご紹介いたします。

 

埼玉県のお土産その1|五家宝 

埼玉県のお土産その1|五家宝

五家宝は、埼玉県北の熊谷市・加須市などで生産・販売されている、埼玉県を代表する和菓子です。

おこし種を水飴などで固め棒状にした芯をきな粉に水飴などを混ぜた皮で巻き付け、さらにきな粉を表面にまぶしたもので、少なくとも江戸時代には北関東の各地で「ごかぼう」という名称の同様の菓子が作られていたようです。

正確な発祥の地は諸説あるようですが、現在では熊谷市と加須市の複数箇所に取扱店舗があり、オンラインでも購入することができます。

名称の由来については、熊谷市によると、文政年間に「五嘉棒」という名前で熊谷で売り出され、その後「五嘉宝」「五箇宝」表記を経て「五穀は家の宝である」という祈りを込めて現在の「五家宝」という表記になったとのことです。

また五家宝は、草加せんべい、川越の芋菓とともに「埼玉三大銘菓」の一つと言われており、文化庁の「100年フード」という地域に根付く食文化をPRする新制度に認定され、「有識者特別賞」を受賞しています。

 

埼玉県のお土産その2|草加せんべい

埼玉県のお土産その2|草加せんべい

草加せんべいは、埼玉県東部の草加市が発祥のせんべいで、前章でも紹介した「埼玉三大銘菓」の一つに数えられています。

その起源は千数百年前に遡ると言われるせんべいですが、江戸時代に利根川沿岸で醤油が作られるようになると、焼きせんべいに醤油を塗って売られるようになり、それまでの塩せんべいに取って代わるようになりました。

これが現在の草加せんべいの原型となっているそうです。

草加せんべいには、代表的な醤油せんべいのほか、みそせんべい、のりせんべい、ざらめせんべい、あおのりせんべい、ごませんべい、からしせんべい、かわりせんべいなどさまざまな種類があります。

草加せんべいは、大手米菓メーカーや近隣地域の事業者が「草加せんべい」を名乗りコストの安い海外の米を使って製造するような事態が起こっていましたが、近年は「草加せんべい振興協議会」が申請した94商品が地域食品ブランドに認定され『本場の本物』マークが交付されるなど、地域ブランドを確立するためのさまざまな取り組みが続けられています。

 

埼玉県のお土産その3|十万石まんじゅう

埼玉県のお土産その3|十万石まんじゅう

十万石まんじゅうは、埼玉県北の行田市に本拠を置く、株式会社十万石ふくさやが販売している、埼玉県の定番土産の一つです。

「うまい、うますぎる 埼玉銘菓十万石まんじゅう」というテレビCMは、埼玉県在住の方なら一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。

終戦後、砂糖の統制が解かれてまもなくの頃、旧忍藩十万石の地「行田」にその忍藩自慢のお米の形をしたしっとりと白い肌のまんじゅうが産声をあげました。

それを行田名物として「十万石まんじゅう」と命名したのが始まりだそうです。

北海道十勝産小豆、特別精製高純度ザラメ糖、厳選した国内産つくね芋、新潟県産コシヒカリの粉など、その原料は、長い経験と技術、そして厳しい選択の目をもって、こだわりの中で勝ち取ってきたものだそうです。

県内各所で運営されている店舗またはオンラインショップで購入することができます。

 

埼玉県のお土産その4|OGAWA楮寿園

埼玉県のお土産その4|OGAWA楮寿園

OGAWA楮寿園〈おがわこうじゅえん〉は、埼玉県北西部・東武東上線沿線の比企郡小川町発の食品ブランドです。

1300年前から和紙の原料として地域一帯で育てられてきた植物「こうぞ」を、和紙の原料としてではなく食材として活用した、2025年要注目のお土産です。

和紙づくりで使用されるのはこうぞの白皮のみで、他の部分は全て不要なものとされていましたが、OGAWA楮寿園では廃棄されていたこうぞの芽を食材として活用。

小川町産のこうぞの芽には、牛乳の約2.5倍のカルシウム、赤ワインの約1.6倍のポリフェノール、豆乳の約1.5倍のタンパク質、他にも食物繊維などさまざまな栄養素が豊富に含まれており、身体に優しい食品という観点からも要注目の食材といえます。

OGAWA楮寿園の主力商品である「こうぞガレット&ハーブティー 詰合せギフトセット」は、埼玉県物産観光協会が主催する、埼玉県内の事業者により1年の間で販売が開始された新商品No.1を決定する『埼玉県新商品AWARD2024』にて、食品カテゴリで入賞しました。

現時点では、東武東上線・JR八高線「小川町」駅から徒歩3分の「おいでなせえ小川町駅前店」のほか、オンラインショップでも購入いただけます。

時々県内の別の地域で出張即売会を行うこともありますが、詳細は公式Instagram等で告知されるようです。

 

まとめ

本記事では、定番商品から要注目の商品まで、埼玉県のお土産のベストバイを独断と偏見で4点ご紹介いたしました。

埼玉県のお土産はパッと選びづらいかもしれませんが、これは逆に言うと、埼玉県内の訪れた地方によって、さまざまな種類のお土産を堪能できるというとても贅沢なことだとも言えますよね。

この記事を参考に、お渡しする方・食べる方が笑顔になれるような埼玉県のお土産を選んでみてください。

※本記事でご紹介した商品の情報は全て記事作成時のものです。

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