「ガレット」という食べ物をご存知でしょうか?料理や洋菓子がお好きな方は、もしかしたら耳にしたことがあるかもしれませんね。でも、知り合いに「ガレットって何?」と尋ねられた際に、自信を持って説明できるよ、という方は果たしてどのくらいいるでしょうか。本記事では、ガレットの起源や種類、さらには一度は食べてほしい珍しいガレットまで、ガレットの魅力を余すところなくご紹介いたします。最後まで読めば、ますますガレットが好きになっていること間違いなし!
[目次]
ガレットって何?その起源をご紹介
「ガレット(仏:galette)」とは、フランス料理の一つで、フランス語で「円く焼いた料理」を指します。
スイーツだけを意味するのではなく、あくまでも丸くて平たい料理全般を指しています。
特に有名なのが、フランス北西部・ブルターニュ地方東部発祥のそば粉で作られた「ガレット・ブルトンヌ」で、クレープの元になった料理とも言われています。
ブルターニュ地方の一部地域では、小麦粉で作るサクサクとしたクッキーを「ガレット・ブルトンヌ」と呼んでいますが、日本でもこの意味で「ガレット・ブルトンヌ」という言葉が用いられることがよくあります。
ガレットは歴史のある料理で、13世紀ごろには既にフランスで食べられていたそうです。
ブルターニュ地方は雨が多く、ヨーロッパでよく食べられる小麦を育てることには向いていない土地でした。
そこに、十字軍を通じて中国からそば粉が伝わると、痩せた土地でも十分に育つということで重宝され、ガレットが誕生したそうです。
スイーツとしてのガレットとは?
前章でも記載した通り、日本ではスイーツ(厚焼きクッキー)の一種である「ガレット・ブルトンヌ」の意味で「ガレット」という言葉を使うことが多いです。
ガレット・ブルトンヌの特徴はバターの豊かな風味で、通常のクッキーよりも多く配合します。
マーガリンではなく、バターを使うことがポイントで、これにより豊かな風味に加え「サクッ」「ホロッ」とした食感が実現するのだそうです。
また、多少塩気を効かせていることもポイントで、この豊かな甘みを持ちながらもほんのり甘じょっぱい風味が、ガレット・ブルトンヌの大きな特徴と言えるでしょう。
体に優しい!おすすめのガレットをご紹介
それでは、ここからは筆者がおすすめのガレット・ブルトンヌをご紹介いたします。
OGAWA楮寿園「こうぞのガレット」
埼玉県小川町発の食品ブランド「OGAWA楮寿園〈おがわこうじゅえん〉」では、ここにしかないガレット・ブルトンヌを味わうことができます。
たっぷりのバターを使うことはもちろんなのですが、ここに小川町の特産である楮(こうぞ)の芽を細かく刻んで練り込んでいるのです。
楮はもともと和紙の原料として、現地では1300年もの昔から栽培されてきた植物です。
和紙づくりの際は楮の皮の内側にある「白皮」のみを使用し、それ以外の部分は不要とされてきたのですが、楮の芽の栄養調査を専門機関に依頼したところ、牛乳の約2.5倍のカルシウム、赤ワインの約1.6倍のポリフェノール、豆乳の約1.5倍のタンパク質など豊富な栄養素が含まれていることがわかりました。
「OGAWA楮寿園」の主力商品である「こうぞのガレット」は、楮の豊富な栄養素をガレット・ブルトンヌの芳醇な味わいとともにいただける、舌にも身体にも優しい一品です。
まとめ
本記事では、ガレットという食べ物について、その中でもスイーツ(厚焼きクッキー)としてのガレット・ブルトンヌについてご紹介いたしました。
記事内でご紹介した「こうぞのガレット」は、埼玉県小川町発の食品ブランド「OGAWA楮寿園」の主力商品です。
本オンラインショップの他、東武東上線・JR八高線「小川町」駅からまっすぐ徒歩3分の、「おいでなせえ 小川町駅前店」でもお求めいただけます。
また、イベントや商業施設などに出張即売会を行うこともございます。
最新情報はぜひ公式Instagramをフォローのうえご確認ください。